研究課題/領域番号 |
06671834
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
森口 美津子 (1995) 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (00085820)
渡邊 弘樹 (1994) 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (00158651)
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研究分担者 |
柳澤 孝彰 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (10096513)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | In situ hybridization / 骨芽細胞 / Beta-actin / beta-actin / Osteoblast / Rat / actin / beta-actin mRNA / Cytoskeleton / PGE_2 / RI |
研究概要 |
1.in situ hybridization法によるアクチン線維形成について 頭蓋骨骨膜におけるin situ hybridization法によるbeta-actin mRNAのシグナルは骨芽細胞で見られたが、前骨芽細胞を含む線維芽細胞では観察されなかった。この結果から骨芽細胞はactin-filamentの形成を引き起し、骨表面に付着する必要性からstress fiberを維持すると考えられた。 2.アクチン生成と発生学的検討 各発生段階において、骨膜のbeta-actin mRNAのシグナルは差異は見られなかったが、老齢期の骨芽細胞では減少を示した。この結果から骨芽細胞は老齢期を除いて常にactin-filamentを形成することが示唆された。 3.PGE_2投与による細胞の形態的変化とアクチン生成について PGE_2投与8時間後の骨膜ではbeta-actin mRNAのシグナルは骨芽細胞より前骨芽細胞を含む線維芽細胞により強く観察された。この条件下では、線維芽細胞は細胞外形の変化とactin-filamentの増加とstress fiberの形成を生じる。従ってこの実験結果から、線維芽細胞のstress fiberの形成はbeta-actin mRNAの増加により新たに産生されたactinによって引き起こされたことが示唆された。
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