• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

IGF-B スーパーファミリー受容体の構造および機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 06671849
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

一條 秀憲  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (00242206)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードTGF-β / セリン / スレオニンキナーゼ / レセプター
研究概要

当研究組織により遺伝子が単離された7種類の新規受容体型セリン/スレオニンキナーゼ(ALKs)は、その構造的類似性から、すべてTGF-βスーパーファミリーをligandに持つと推察されたが、TGF-βtypel受容体であることが確認されたALK-5遺伝子を除き、他のALKsについては、未だligandの同定には至っていなかった。受容体以降のシグナル伝達経路の解明には、まずligandの同定が必須であるため、本研究において、われわれは、TGF-βスーパーファミリーに属する数種類の候補ligandを用い、ALKsとの結合能の解析を行った。即ち、それぞれのALKsにつき、transient expession vectorを作製し、COS細胞に一過性に発現させ、chloramine-T法によりヨード標識したTGF-βスーパーファミリーligand(^<125>I-TGF-β1,^<125>I-activin,^<125>I-inhibin,^<125>I-BMP-4,^<125>I-OP-1)との結合能を親和性架橋結合法にて解析した。その結果、ALK-5がTGF-βと、ALK-2ならびにALK-4がactivinと、さらにALK-2、ALK-3ならびにALK-6がBMPとそれぞれ特異的に結合することが判明し、ALKsがTGF-βスーパーファミリーに対する一群の受容体ファミリーを形成していることが明らかにされた。さらに、TGF-βのI型受容体を欠失した細胞にALK-5を導入することにより、TGF-βのシグナル伝達が回復することを確認し、機能面からもこれらALKsが受容体として働いていることが明示された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Franzen,P.: "Cloning of a TGF-β typeI receptor that forms a heteromeric complex with the TGF-β typeII receptor." Cell. 75. 681-692 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] ten Dijke,P.: "Characterization of typeI receptors for TGF-β and activin." Science. 264. 101-104 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 一條 秀憲: "サイトカインのすべて" 科学評論社, 616 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi