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口腔機能時における口唇運動のモデル化とその臨床的評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671947
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

水口 俊介  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (30219688)

研究分担者 小林 賢一  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (00170316)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード顔面形態 / 口腔機能 / 口角
研究概要

人口の高齢化に伴い老人歯科医療の充実が要求されている。一般に老人の口腔は多数の歯牙が欠損しており、歯牙の欠損により支持を失った口唇・頬など顔面を構成する軟組織の機能は著しく阻害され、いわゆる老人性顔貌を呈することになる。そこで当教室では義歯による適切な顔面形態・機能の回復を目指し、顔面表層の動態の解析を進めてきた。ステレオ写真を用いた三次元測定システムにより、無歯顎患者において義歯装着の有無による顔面表層の動きの差異について検討した。また当科に付設された顔貌シミュレータにより補綴後の顔貌回復のシミュレーションに関する研究を進めている。これらの研究成果から、顔面表層の動態・顔貌回復の要件は口角部であり、口角の動きには普遍性がみられ、口唇・頬の動態に関して口角を中心とした生体力学的なモデルが設定できる可能性が示された。そこでさらに当教室開発の3-D AUTO TRACKING SYSTEMにより機能時の口角の動きを三次元時系列データで取得し解析を進めている。本研究は、3-D AUTO TRACKING SYSTEMをシステムアップし、顎2)前述のモデルに従って数値化し、顔面頭蓋に設定された基準座標系のなかで顔面形態とともに定量的に評価し、3)歯列・義歯が口唇・頬に表われる動きにどのような影響を与えるかを検索するものである。
機能時、特に咀嚼時の口唇運動は顎運動と密接な関係がある。そこで3-D AUTO TRACKING SYSTEMに新たにヴィデオトラッカー一台を顎運動計測用とし、口唇運動と顎運動を同時計測できるようにした。当教室現有の三次元形態測定システムで被験者顔面および前歯の形態データと三次元的位置関係を取得し、基準座標系を設定し、その中で口唇の生体力学的モデルを作製した。現在は機能運動中の口角運動から口唇運動をモデルの動きとして解析中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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