研究課題/領域番号 |
06671970
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
補綴理工系歯学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
波多野 泰夫 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (20130693)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 顎関節症 / 下顎限界運動 / パントグラフ記録 / 治療効果 / 運動変化 / 顆頭運動制限 / スプリント治療 / パントグラフ改造 / 顎頭運動制限 / 顆頭運動 / パントグラフ / 術前 / 術後 |
研究概要 |
平成6年度には市販型のデナ-・ノイマチック・パントグラフを購入し、予備的な実験として正常者20名を被験者として装置の改良の基礎研究に着手した。平成7年度には、このパントグラフに必要な諸改造を加えるとともに記録用紙を選定した。そのうえで顎関節症患者20名について顎運動をスプリント治療の前後について記録し比較分析した。 1.顆路全景を観察可能とする記録板のサイズは、正常者20名での平均値に標準偏差を4倍した値を加えて算出した。後方記録板の前後径で現行の22ミリに対して28.5ミリであった。これにより正常者の30%で測定が不可能であったものが解決された。前方記録板の幅径では現行の28ミリを35.5ミリとすることで正常者の40%で測定が不可能であったものが解決された。 2.クラッチの後方滑落は滑走面を10ミリ後方に延長することにより全ての被験者で問題無く記録できるようになった。 3.描記紙については試行錯誤の結果、心電図用の感圧紙が描記性・保存性に優れるようであったので使用した。 4.顎関節症患者の術前のデータでは正常群の顆路に比較して顆路の長さの個体差は大きかった。平均値は差がみとめられなかった。これは症例によっては顎関節が過剰運動しているためと考えられる。 5.患者群の術後のデータでは術前の顆路の短いものでは術後には大きな改善を示した。改善率は顆路の短い患者ほど大きくなる傾向が認められた。 6.顎関節症患者において術前に顆路を調べることは顎関節症の治療において回復率を示す意味から意義が大きいと考えられる。
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