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IMZインプラント・IMEの疲労特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06671980
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関大阪歯科大学

研究代表者

末瀬 一彦  大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (20140212)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードインプラント / IMZインプラント / 疲労試験 / ポリオキシメチレン
研究概要

IMZインプラントにおけるIMEの疲労特性について検討するために,装着後種々な口腔内に適応されたIMEの形状変化,表面性状および機械的強度の変化について評価すると共に実験的疲労試験におけるIMEの曲げ強度について検討した.
2.9カ月から31カ月間口腔内に装着されていたIMEについて,全長はオリジナルに比べ0.01-0.125mm長くなったが,装着期間による差は明確ではなかった.フレンジ部の厚みは減少し,本来どの部位も同一であるが,最大厚さと最小厚さの差は0.178mmで明らかに変形していた.インプラントの装着方向あるいは咬合力の負荷される方向によってフレンジ部の変形が認められた.長期間使用したものでは黄色身を帯び多少変色し,プラークの付着も認められた.また,口腔内の露出しているフレンジ部では表面性状も粗雑であった.口腔内で短期間に破折したIMEでは,急激な負荷によってフレンジ部直下で押しつぶされた様相を呈した.臨床応用したIMEでは6カ月から10カ月では曲げ強度の低下はほとんど認められなかった.
25℃大気中,25℃水中および37℃水中の環境条件下でIME内に挿入したスクリュウの露出部根元に真上垂直方向から最大1.5Kg,最小0.15Kgの正弦波周期1.0Hz,100000回の疲労試験を行ったのち,インストロン試験機で曲げ強度を測定した.疲労試験後の強度はすべて低下し,特に水中環境下で疲労を受けた場合強度の低下は大きかった.また疲労試験時の温度による影響も認められた.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.SUESE: "The Studies on Fatigue Property of Intramobile Element in IMZ Implant" The 3rd World Congress for Oral Implantology. 213- (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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