研究課題/領域番号 |
06671999
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
岡 伸光 岐阜大学, 医学部, 教授 (80019893)
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研究分担者 |
兵東 巌 岐阜大学, 医学部附属病院, 助手 (80218867)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 活性酸素 / MCLA(ウミホタルルシフェリン誘導体) / 光電子増倍管 / 炎症性骨吸収 |
研究概要 |
現在までESRスペクトロメトリーによりフリーラジカルを測定することが試みられているが、特異性に欠けるようである。現在用いられているものとしては、活性酸素のうち特にO_2と特異的に反応する試薬を動物に注入し、臓器で生じうるO_2との反応での発光を一定距離から測定する方法があるが、臓器障害に伴う脂質過酸化物(ラジカルを含む)の測定はまだ成功していないようである。そこで今回われわれは、先に行った家兎下顎骨炎症性骨吸収モデルを使用して、化学発光物質であるMCLA(ウミホタルルシフェリン誘導体)を静注し、炎症を惹起させるLPS埋入上の家兎下顎骨皮膚表面に光電子増倍管を設置し、光電子の検出を行った。 (今までに得られた結果) 1・MCLAのみを注入した場合1.000〜1.800カウント(15×10^5〜27×10^5フォトン) 2・MCLA+穴開け 800〜1.200カウント(12×10^5〜18×10^5フォトン) 3・MCLA+LPS 現在実験中 LPSを下顎骨に埋入する操作のみでは、フォトンの量にあまり影響を与えないことが認められた。今後上記3を繰り返し、当炎症実験モデルにおけるフォトンの検出を行う。さらにO_2阻害作用のあるといわれる薬剤(SOD各種)を使用し、その作用を検討する。
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