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静脈内鎮静法施行時のリドカイン投与が好中球スーパーオキシド生成系に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 06672017
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

吉村 節  昭和大学, 歯学部, 助教授 (50112735)

研究分担者 山嵜 博義  昭和大学, 歯学部, 助手 (10239949)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードミダゾラム / ジアゼパム / 静脈内鎮静法 / リドカイン / 化学発光
研究概要

1)ミダゾラムによる静脈内鎮静法施行時の血中濃度の測定を、一回投与法(0.07mg/kg)持続投与法(0.05mg/kg投与後、0.025mg/kgを持続投与)について行った。ミダゾラムの血中濃度の最高値は一回投与法では460ng/ml、持続投与法では260ng/mlであった。
2)上記の濃度を参考に、ミダゾラムが好中球化学発光に及ぼす影響を静脈内鎮静法施行時と、in vitroにおいて検討した。その結果、in vitroにおいては化学発光は減弱する傾向が認められている。一回投与法と持続投与法施行時の化学発光に及ぼす影響については現在検討中である。
3)ジアゼパム0.2mg/kg投与による静脈内鎮静法施行時を検討した。その結果、のジアゼパムによる鎮静法施行時の好中球化学発光の減弱の程度は、ミダゾラムによる鎮静法施行時に比較してより高度であった。
4)リドカインが好中球化学発光に及ぼす効果をin vitroにおいてを検討した。リドカインをHank's液にて稀釈し、好中球浮遊液に終濃度がそれぞれ5〜80μg/mlとなるように添加し、各濃度での化学発光のpeak intensityを測定した。膜刺激剤にはザイモザンおよびphorbor myristate acetateを使用した。その結果、5〜80μg/mlの濃度のリドカイン添加により、好中球化学発光はほぼ濃度依存性に減弱する傾向が認められた。
5)ミダゾラムとリドカイン、ジアゼパムとリドカインを併用した場合の、鎮静法施行時とin vitroにおける化学発光への影響については今後検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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