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歯肉縁下細菌叢の動画像データデ-ス構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06672047
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関大阪大学

研究代表者

玉川 裕夫  大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (50127255)

研究分担者 雫石 聡  大阪大学, 歯学部, 教授 (00028789)
小島 美樹  大阪大学, 歯学部, 助手 (20263303)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード歯肉縁下細菌叢 / 動画像 / データベース / 歯周疾患活動性 / 運動量 / マイクロコンピュータ
研究概要

現有の位相差顕微鏡からの動画像は情報量が多く、画像を鮮明にするほど、画像ファイルのサイズも大きくなって、マイクロコンピュータでは扱えなくなる。そこで、まず取り込み条件について検討した。その結果、30コマ/秒以下では、運動量の大きい細菌の画像にブレが生じ、取り込みエリア320ドット×240ドット以下では、運動量を把握できなかった。ファイルサイズを小さくするため、数分間のビデオテープ画像からランダムに10秒間の動画像を選んだ後、Photo-JPEG方式で画像圧縮したところ、1サンプル当たり、20Mバイトから3Mバイトまでサイズを縮小できた。また、カルテ番号や各種の臨床パラメータで、動画像の検索、表示が可能となり、初期の目的は達成したと考えられたので、その後この条件で動画像を収集した。
動画像から運動量を求めるため、1秒毎に連続静止画10枚を抽出すると、ファイルサイズは無圧縮で1サンプルあたり2.5Mバイトとなった。これを画像処理ソフトに転送して、歯肉縁下細菌の運動量測定を試みた結果、運動量算出に影響を与えていた画像のむら、背景となる懸濁液の流れ、菌の持つブラウン運動などを効率よく排除できた。また、求めた運動量が、肉眼で確認した運動性菌の数や、移動距離の和と強い相関を持つことや、スケーリングや抗生物質の局所投与により、歯周ポケット内の細菌の運動量が変化することが確かめられた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小島美樹: "歯肉縁下細菌叢の運動量を数量化する試み" 第14回医療情報学連合大会論文集. 509-510 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] M.Ojima: "EStimation of motility of subgingival microfalora using high speed shuttor cowera and inage analysis syotem" Med Iuto '95. (in press). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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