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グルコシルトランスフェラーゼ-U遺伝子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 06672062
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

佐藤 節子  鹿児島大学, 歯学部・附属病院, 講師 (70145514)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードStreptococccus sobrinus / グルコシルトランスフェラーゼ / gtfI / gtfU / インサーションエレメント / ISl / クローニング
研究概要

Streptococccus sobrinusのグルコシルトランスフェラーゼ-U遺伝子(gtfU)をクローニングするため,SL-1株から染色体DNAを抽出した。これをPstIで切断し,切断片をpUC19ベクターに結合させ,E.coliJM109を形質転換した。シュクロース分解活性を持つ1株を選択し,プラスミドの制限酵素地図を作製し,インサートのDNA塩基配列を1部決定した。その結果:(1)クローニングした遺伝子はgtfIと90%以上のホモロジーを示した。(2)遺伝子の5'から約2/3の位置にあるAclI部位にインサーションエレメントと思われる約0.8Kbフラグメントが存在していた(ACLR)。検索の結果,C-ストランドの768bp(Fig.1)がISlグループに属するISlR(Proc.Natl.Acad.Sci.USA 1989 Sekine&Ohtsubo)と塩基が7個,アミノ酸が5個異なるだけの高ホモロジー有することが分かった。しかし,5'と3'両端に接するdirect repeat(DR)sequenceは異なっていた(Fig.2)。また-1frameshift(Fig.3)によって生じる
InsA-B'-InsB融合タンパクはInsA95-リジンの後にB'11-リジンがつながることが推測された(Fig.4)。
今後,(1)クローニングした遺伝子の残りのDNA塩基配列を決定する(2)インサーションエレメントACLRの口腔内細菌における分布について調べる,など2点について研究を進めていきたい。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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