• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

病院機能類型に対する診療報酬体系のあり方とその評価方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06672247
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 医療社会学
研究機関東北大学

研究代表者

関田 康慶 (関田 慶康)  東北大学, 医学部, 助手 (20107113)

研究分担者 長井 吉清  東北大学, 医学部, 助手 (30155907)
車田 松三郎  東北大学, 医学部, 助教授 (00004599)
研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード診療報酬 / 病院機能 / 機能類型 / 分布関数 / 資源配分効果 / 資源利用効率 / 医療費 / 統計分析 / 病院機能類型 / 診療報酬体系 / 評価方法 / 分布関数分析 / 診療報酬改定 / システム分析 / 経営分析 / 統計解析
研究概要

病院機能類型は,開設主体,病床規模や平均在院日数,職員数,病院の機能,看護形態など,いくつかの組み合わせで求めることができるが,これら変量は相関があるので,少数の変量の組み合わせで類型を形成できる。たとえば,公私の開設主体と病床数(もしくは平均在院日数)による類型化は,他の変量の追加による分布関数シフトにあまり影響しなかった。
類型別分布関数は病院全体の分布関数に比較して四分偏差が小さくなることが想定されるが,実態調査データを用いて分布関数を構成し,ある程度確認できた。このことは,病院類型化に対応した診療報酬体系により,病院間の財源分配が平等性をもっておこなわれうることを示している。
赤字病院割合を減少するに必要な財源を,分布関数を用いて推定でき,病院類型別の比較ができた。この比較により,赤字病院減少に対する効果的な資源の投入が可能となる。また四分偏差を縮小する診療報酬体系化をおこない,同一規模財源で赤字病院割合を減少することも可能となる。診療報酬体系のコントロールは,病院類型別の診療行為別点数割合などを変化させておこなう。
病院類型化による財源の効率的配分効果を測定する指標を分布関数を用いて定義し,測定方法を明らかにした。
診療報酬体系を病院機能類型別に構築することにより,財源の配分がより平等になり,赤字病院を減少させる際の対応を明確にすることができた。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 関田 康慶: "分布関数分析を用いた病院機能類型別診療報酬体系の構築方法" 病院管理. 32. 19-29 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Yasuyoshi SEKITA: "A study of desirable health care system and evaluation for categorized hospitals." Hospital Administration. vol.32. 19-29 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 関田康慶: "分布関数分析を用いた病院機能類型別診療報酬体系の構築方法" 病院管理. 32. 61-61 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi