研究課題/領域番号 |
06672299
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
毛利 博 横浜市立大学, 医学部, 講師 (80119271)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | フィブロネクチン / 血小板膜糖蛋白IIb / IIIa / 血栓 / RGD / 合成ペプチド / 血小板 / GPIIb / RGD非依存性 |
研究概要 |
平成6年度には、RGD非依存性GPIIb/IIIa結合ドメインのうち細胞結合ドメインにある血小板結合ドメインの局在を検討するため、合成ペプチドを作成し、inhibition binding assayおよびADP刺激血小板凝集に対する影響を検討したところ、アミノ酸残基1377-1388に相当する合成ペプチドにGPIIb/IIIa結合ドメインの存在することを明らかにした。 平成7年度には、我々がすでの報告したフィブロネクチンのC末側ヘパリン結合領域に相当する29kDaフラグメントにおける血小板結合ドメインについて、さらに詳細に検討した。その結果、アミノ酸残基1704-1718に相当する合成ペプチドが、標識29kDaフラグメントとGPIIb/IIIaの結合を濃度依存性に抑制し、さらにADP凝集も阻害することを明らかにした。また、このペプチドをSepharoseに固相化し、可溶化血小板膜蛋白のなかでこのペプチドと結合した蛋白を同呈すると、その分子量および抗体との反応性よりGPIIbおよびGPIIIaと考えられた。さらに、29kDaフラグメントとGPIIb/IIIaの結合はRGDSおよび細胞結合領域のRGD非依存性血小板結合ドメインであるアミノ酸残基1377-1388により阻害されなかったことより、C末側ヘパリン結合ドメインに存在するGPIIb/IIIa結合ドメインは他のGPIIb/IIIa結合ドメインとは異なるGPIIb/IIIa上の部位につく可能性を明らかにした。 また、細胞表面プロテオグリカンのフィブロネクチンと血小板との結合への影響に関しては、現段階までに充分な検討が進まなかったが、29kDaフラグメントにあるヘパリン結合部位を合成ペプチドを用いて明らかにすることができ、この結合部位はすでに明らかにしたGPIIb/IIIa結合ドメインとはことなっていた(manuscript in preparation)。
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