研究課題/領域番号 |
06672326
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 兵庫県立看護大学 |
研究代表者 |
南 裕子 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (70094753)
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研究分担者 |
櫻井 利江 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (80254473)
根本 清次 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40218277)
川口 孝泰 兵庫県立看護大学, 看護学部, 講師 (40214613)
勝田 仁美 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (00254475)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | Illness Behavior / セルフケア / 東洋医学 / 伝統・民間療法 / 看護援助 |
研究概要 |
患者特有のセルフケア(東洋医学、伝統・民間療法)に対する看護実践家の評価 看護実践家の、東洋医学、伝統・民間療法および臨床における患者特有のセルフケア継続に対する認識を重要性と実現可能性について、即時デルファイ法により意見の集約を試みた。その結果、看護実践家の認識は、患者が入院しても患者特有のケアを継続することを重要(重要性が高い)と捉えてはいても、看護婦がそれを支援し制度や設備を変えていくことに対しては重要度が低下することが見えた。それは実現可能性にも同様の傾向が見られた。 これらの調査により、人々は日常それぞれの経験や周辺要因に支えられて積極的に特有のセルフケア(東洋医学、伝統・民間療法含む)を行っているにもかかわらず、医療施設内における対象者の健康回復に対する認識は、きわめて固定的・消極的・依存的であり、看護者のケアに対する認識も従来型の根強い傾向が見えた。 東洋医学、伝統・民間療法を含むセルフケアを支援するためには、看護実践家自身の資源活用に対する認識が重要な意味を持つ。今年度と前年度の調査を通して看護実践家が積極的に取り組むべき課題を3点挙げた。 1.個々人の東洋医学、伝統・民間療法を含むセルフケア継続への積極的な支援 2.看護的な治療方法としての、東洋医学、伝統・民間療法の見直しと、それらの効果の検証・臨床活用の可能性の検討、および教育への導入 3.セルフケアを育てにくい、日本的な医療観の特徴を考慮した看護・医療体制の変革
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