研究課題/領域番号 |
06672328
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 兵庫県立看護大学 |
研究代表者 |
川口 孝泰 兵庫県立看護大学, 講師 (40214613)
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研究分担者 |
南 裕子 兵庫県立看護大学, 教授 (70094753)
松浦 和幸 兵庫県立看護大学, 助教授 (80254465)
勝田 仁美 兵庫県立看護大学, 助手 (00254475)
櫻井 利江 兵庫県立看護大学, 助手 (80254473)
根本 清次 兵庫県立看護大学, 助教授 (40218277)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
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キーワード | 入院患者 / 環境評価 / 構造モデル / 入院環境 / 環境看護 / 環境看護学 |
研究概要 |
本研究は、看護学の立場から「環境」概念を整理し、それらの考え方に基づいた環境看護学の構築に向けて、以下の2つの観点から研究的を行なった。 1.文献的な検討による環境看護学のタ-ミノロジーの明確化 「環境」概念を整理した後に、人間-環境系(Man-Environmental System)としての「環境」の視点について文献的に考察した。その後、看護学における「環境」概念の位置づけについて看護諸理論をとおして検討し、環境看護学の位置づけについて論じた。 2.構造モデルの手法を用いた入院患者の環境認知特性の把握 病院に入院している患者が、療養環境に対してどのような認知的評価をしているのかについて、ISM(Interpritive Structural Modeling)法に基づいた手法の提案を行なった。ISM法の手続きによって18の入院環境評価項目を設定し、実際に入院している患者2事例を対象に構造モデル化を試みた。その結果、患者個々人が認知している環境問題のみならず、潜在的な患者の欲求をも顕在化することが出来た。
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