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看護技術教育および臨床現場における筋肉内注射部位選定の実態

研究課題

研究課題/領域番号 06672337
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関日本赤十字看護大学

研究代表者

佐藤 栄子  日本赤十字看護大学, 看護学部, 助教授 (20225923)

研究分担者 原瀬 幸恵  日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手
城生 弘美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (60247301)
横田 素美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (10188815)
稲田 三津子  日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (40257267)
小玉 香津子  日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (40178281)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード筋肉内注射 / 注射部位 / 看護技術教育 / 看護学校 / 病院看護婦
研究概要

[目的]筋肉内注射は現在、看護学校ではどのような部位を教えているか、また病院ではどのような部位がどのような理由で選択されているか、その実態を明らかにした。
[対象と方法]看護学校は、高等学校専攻科・衛生看護科を除く応諾の得られた看護婦学校・養成所927校(回収率68.3%)、病院は設置規模、設置主体別に層化無作為抽出し応諾の得られた143病院の看護婦1330名である。対象とした学校の教員および看護婦に自作の質問用紙を郵送法により調査した。調査期間は、1994年7月からの2カ月である。
[結果]学校調査;授業形態は、「講義と演習の両方を行う」が77.3%で最も多く、演習方法は、「人体モデルを使用」46.7%、「学生同士」20.0%、「人体モデルと学生同士の両方」19.7%であった。講義・演習で教える上位3位の部位は、「上腕三角筋前半部の肩峰より3横指下」「片側臀部上外1/4の外1/3」「クラークの点」で、選択理由は、「安全である」「「部位選定が容易」「教科書等に書かれてある」が多かった。
病院調査;対象者の臨床経験年数は2カ月〜49年(平均10年)。筋肉内注射の一人当りの月単位の実施回数は0〜600回、最頻実施回数は10回。実施者は、「看護婦が全て行う」72.1%で、「医師も行う」25.3%であった。看護婦が実施している筋肉内注射部位は多数の部位にわたっていたが、選択頻度の上位3位は、「上腕三角筋前半部の肩峰より3横指下」「片側臀部上外1/4の外1/3」「片側臀部上外1/4」であった。2位までは学校で教えている部位と同じである。選択理由は、上腕部では「露出しやすい」、臀部では「安全である」が一位であった。筋肉内注射を学校で教えることについては、殆どの看護婦が必要があると回答していた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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