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社会福祉と社会保障に関する整合性の研究-平成元年度全国消費実態調査の再集計-

研究課題

研究課題/領域番号 06680029
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関東京都立大学

研究代表者

星野 信也  東京都立大学, 人文学部, 教授 (70117969)

研究分担者 中山 和弘  東京都立大学, 人文学部, 助手 (50222170)
矢嶋 里絵  東京都立大学, 人文学部, 助手 (40254130)
岩田 正美  東京都立大学, 人文学部, 教授 (50089968)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード福祉国家 / 社会福祉 / 社会保障 / 社会階層 / 家計調査 / 生活保護 / 費用徴収階層
研究概要

(1)福祉国家における社会福祉と社会保障の整合性を実証的に検討することを目的として、総務庁から貸与された200メガバイトに及ぶ膨大な平成元年版「全国消費実態調査」(総務庁)の個表レベルのデータを再集計し、その分析を行った。
(2)すでに平成4、5年度科学研究費補助金による研究で、次の4点を基軸とした再集計を開始している。
(1)社会福祉サービス利用者の費用徴収階層による世帯分布と家計収支
(2)生活保護基準倍率階層による世帯分布と家計収支
(3)相対所得に基づく貧困階層による世帯分布と家計収支
(4)モデル年金水準階層による高齢者世帯の世帯分布と家計収支
(3)本研究においては、わが国の社会福祉、社会保障が一方で「中流化」の傾向を取入れられずにおり、しかし他方で生活保護の補足率の低さに見られるような低所得層への配慮が失われている点を指摘しつつ、これらの社会保障、社会福祉利用の社会階層的片寄り、制度的不整合が、どのような問題を生じさせているかを主に家計消費構造から検討した。データの読み込みに時間がかかり、ようやく主な知見が得られたが分析はまだ継続する必要がある。特に勤労者世帯以外の世帯および地域データについての分析が不十分であり、現在も引き続き分析中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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