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科学技術の歴史的形成過程の分析に基づく科学的認識構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06680068
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
研究機関東京農工大学

研究代表者

佐野 正博  東京農工大学, 工学部, 助教授 (70206001)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード科学技術史 / 科学技術論 / 量子論 / 科学的認識 / 技術学的認識 / 自然観
研究概要

これまでに集めた科学技術史関係の資料、および、科学的認識構造に関する理論的分析作業をさらに進めるために今年度になり新たに収集した資料に関して、研究補助者の手を借りながら科学的認識構造の解明という視点から整理・分析を進めた。またそうした資料のOCR(光学的文字認識)処理や画像データベース化作業を試行的に行い、科学技術史関係の文献資料および図版資料のコンピュータ処理に必要な態勢を構築するための予備的作業に着手した。
またそうしたことともに、科学と技術の歴史的相互連関のダイナミズムに関する研究を進めた。特に、技術が歴史的に先行する形で科学的認識の歴史的進歩がなされた産業革命期と、科学的認識が部分的に先行する形で技術の歴史的進歩が実現しつつある現代期との比較研究に重点を置きながら、18世紀から19世紀のヨーロッパにおいて自然認識活動が自然観、自然科学的認識、技術学的認識、技術的知識などの諸分野に相対的に分化していった歴史的構造に関する研究や、19世紀や20世紀の現代科学者たちの科学・技術についての社会的意識の変化(特に「科学的とはどういうことなのか」という問題に対する科学者の意識)に関する実証的=理論的分析を進めた。(そうした研究成果の一部は、佐野正博「量子論の基礎を築く…プランク」『化学』第49巻12号や、佐野正博「科学理解の問題としての「超能力」現象」『日本の科学者』第29巻12号として発表した。)

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐野正博: "量子論の基礎を築く-プランク-" 化学. 49巻12号. 840-841 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 佐野正博: "科学理解の問題としての「超能力」現象" 日本の科学者. 29巻12号. 20-24 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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