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戦後日本における人口移動の変化に関する時系列因子異性分析

研究課題

研究課題/領域番号 06680148
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 人文地理学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

石川 義孝  大阪市立大学, 文学部, 助教授 (30115787)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード人口移動 / 大都市圏 / 世界都市化 / 時系列分析
研究概要

まず、1954-93年におけるわが国の国内人口移動パターンの変化を、総務庁統計局:『住民基本台帳人口移動報告年報』に基づいて明らかにした。戦後の人口移動は、1960年代までの三大都市圏への顕著な純流入、1970年代における大都市圏・非大都市圏間移動の平均化、1980年代における首都圏への純流入の漸増および80年代後半からのその縮小、と要約できる。
このうち、1970年代以前の時期に関しては、規定要因がかなり詳しく明らかにされてきたので、本研究では1980年代以降の時期に力点を置いた。その結果、
1)首都圏の純移動のマクロな水準は、景気変動という要因によって規定されてきた。しかし、その説明力は、経済の高度成長期に比べてずっと低い。
2)これ以外には、東京の世界都市化に伴う、金融や対事業所サービス業の成長といった経済的要因、大学入学者の供給数の変化、製造業雇用の縮小、などの原因が、重要と判断された。などの点が明かになった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 石川義孝: "人口移動の計量地理学" 古今書院, 301 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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