研究課題/領域番号 |
06680193
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 神奈川県立歴史博物館 |
研究代表者 |
平田 大二 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 主任学芸員 (70132917)
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研究分担者 |
山下 浩之 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 技師 (60261195)
小出 良幸 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 主任研究員 (50211230)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 地球環境学習 / 博物館 / 学習プログラム / ハンドブック / ワークシート / ニューメディア / 環境学習実態調査 / 学習プログラム開発 / マルチメディア / CD-ROM / 画像プログラム / ランドサット画像 / 地球環境 / アンケート調査 |
研究概要 |
本研究の最終的な研究目標は、地球環境の成り立ちとその仕組みが理解できる学習プログラムの開発であるが、現段階ではその第一段階として地球科学分野のプログラムを開発し、その試行と実施を目指した。とくに、博物館のもつ機能と特性を、充分に活用した新しい学習方法の開発が本研究の特色である。そこで、この研究目的を達成するために3つのステップを設定し、研究作業を開始した。 第1ステップ(平成6年度)は、一般市民のニーズの把握し目指す方向性を見定めることを目標とした。教育現場等での地球環境学習の実態や、市民が考えている地球環境のイメージを把握するためにアンケート調査の実施と既存情報の収集を行い、その分析結果を「神奈川県の環境学習実態調査報告書」(1995)としてまとめた。 第2ステップ(平成7、8年度)は、モデルケースを作り上げることとした。博物館における地球環境学習の利用ニーズを把握した上で、博物館特有の学習プログラムを試験開発し、博物館活動のなかで試行した。1)身近な地球環境を、博物館だけでなく学校や家庭等で、いつでも、どこでも、だれでもが活用できる手学習手段としてひろく活用できるような各種ハンドブックを作成した。2)博物館の機能と設備を活かした野外学習、室内学習、実験等を含む学習プログラムの開発(テキストとワークシートを作成)し、一般向け学習講座を実施した。 第3ステップ(平成8年度)は、実践から得られた経験や情報を駆使して、新しい学習プログラム作成のための方法論を確立することとした。博物館活動の中で試行した学習プログラムの結果をふまえ、最近注目されているニューメディアを活用した学習プログラムを継続的に開発・試行し、地球環境学習を、いつでも、どこでも、だれにでも展開できることを目指している。
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