研究課題/領域番号 |
06680196
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
三橋 功一 北海道教育大学, 教育学部函館校, 助教授 (40166062)
|
研究分担者 |
山崎 正吉 北海道教育大学, 教育学部函館校, 助教授 (80107242)
中村 紘司 (中村 絋司) 北海道教育大学, 教育学部函館校, 教授 (40007563)
|
研究期間 (年度) |
1994 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
|
キーワード | 教材研究 / 授業設計 / 教材方略 / 教科教育 / マイクロティーチング / 発問系列 / 教授方略 / 教授学習過程 |
研究概要 |
授業設計を行う際の基礎となる教師の教材研究・授業設計という内観的な思考過程に焦点をあて、教材研究・授業設計の方法を明確にし、それに基づき教科教育における教材研究・授業設計の指導方法を確立することを目的としている。 1.教師の授業計画に関する思考過程の分析と教材研究・授業設計の方法に関する指導教材の開発・作成を行った。 (1)授業をコミュニケーションの視点から捉え、教師の発問及びそれに対する反応・応答等の情報を抽出できるモデルを選択し、ビデオ教材を作成した。 (2)授業における発問過程に焦点をあて、教材内容と教授学習過程の構成(発問系列・構成)に関して現職教師とい教育実習生の方略について調査・分析した。 (3)上記の教材を用いて、授業展開に関わる教授方略に関する学生の読み取り能力について調査・分析した。 調査から授業設計において、経験を経た教師は授業展開に関わる教授方略を持って設計を行っているが、実習生はそこまで意識していないことが明確となった。 これらの調査を踏まえ、学生の自己学習及び小集団による課題解決活動により、教材研究・授業設計とそれに基づくマイクロティーチングを組み込んだ教科教育プログラムを開発し、実験・試行した。学生の教材研究と授業設計に関する方法と思考過程を分析した結果、その教材の子どもの認識過程の理解にこのプログラムが寄与するとの知見が得られた。
|