研究課題/領域番号 |
06680223
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
三宅 正太郎 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 助教授 (50107017)
|
研究分担者 |
吉山 尚裕 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 助教授 (20249684)
凍田 和美 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 助教授 (90107839)
吉川 喬 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 教授 (40249678)
|
研究期間 (年度) |
1994 – 1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 情報活用能力育成 / メディアリテラシー育成 / カリキュラム開発 / 映像視聴能力育成 / 情報発信能力 / マルチメディアリテラシー / 授業実践と評価 |
研究概要 |
学習者の主体的な学習を重視し、活動や経験を通した課題解決能力・情報活用能力の育成が叫ばれています。情報活用能力について実践や研究はされていますが、学習者の情報発信能力および適切なメディアを選択したり活用するメディアリテラシーの発達段階の把握、つまり評価の方法と判断指標がなかった点、情報の受容や処理能力についての研究や実践は多いが、表現や発信にかかわる研究が少なかった。本研究の目的は、情報受容から情報発信に至る情報活用のためのさまざまなメディアを適切に選択し、活用する能力(メディアリテラシー)を育成することにある。 本研究プロジェクトは、次のような問題意識に対して実証的な方法で挑戦しようとしたものである。 (1) 情報生成・情報発信にかかわるメディアリテラシーの特徴を明らかにすること (2) 情報生成・情報発信のためのメディアリテラシーを育成するための教材を開発すること (3) メディアリテラシーの評価視点を明らかにすること 6年度では、意識調査と行動分析による情報活用能力の洗い出しを行い、それ伴い教材開発を行ってきた。 研究者や小・中学校教師、マスコミ制作者などに聞き取り調査を行い、情報活用に必要な能力の高いものの行動モデルの作成を試みた。また、学生を対象に情報発信を中心とした情報活用のアンケート調査を実施し、因子分析を行った。 平成7年度は、6年度の結果を踏まえ、情報生成・情報発信・情報創造などの各段階における情報活用能力育成の教材開発と指導手順の開発を行ってきた。開発教材をもとに実験的に授業にかけ、その効果と実践上の課題を検討するという、アクションズリサーチの手法で行った。
|