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中学校技術・家庭科の機械領域における内燃機関学習のCAI教材の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06680260
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関佐賀大学

研究代表者

三原 信一  佐賀大学, 教育学部, 助教授 (90039256)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード中学校技術・家庭科 / CAI教材 / 機械領域 / リンク装置学習 / 内燃機関学習
研究概要

(1)CAI教材導入前の学習過程の分析:被験者を大学生とした中学校技術・家庭科の教科書を参考にした内燃機関の分解組立学習を行い、作業分析を行った。この結果をもとに、まず、簡易型燃焼実験装置の製作、ビデオによる気化器の学習教材の製作を行った。簡易型燃焼実験装置についてはその結果を産業技術教育学会全国大会に報告した。さらにこれらの教材開発をもとに、CAIの導入効果が得られる内容を検討し、その第一段階として内燃機関の機構学習につながるリンク装置のCAI教材を開発することにした。
(2)CAI教材の作成技法の開発:開発の理念として、単にリンク装置の動きを理解するという基本的な学習としての、一方向的な内容にするのではなく、基本的な学習内容をさらに応用化する能力を養うために自主的に教材に参加できる双方向的な内容にすることとした。具体的には、生徒にリンクの動く範囲をマウスを用いて入力させると、その動きを満足するリンク装置がディスプレイに動画表示され、ついで、このリンク装置の各リンクにマウスを用いて絵を重ねさせると、これらの絵がリンクの動きに従ってシミュレーション表示されるソフトになる。この内容は、産業技術教育学会情報部会において報告した。この中で用いた動画技法は、非常に簡便にかつ容易に複雑な絵(モジュール)を任意の関数で動画出来るものであり、リンク機構の学習以外の教材に広く応用できるので、今後開発を続行していきたい。
(3)授業実践:2項で述べた開発ソフトを用いて初任者教師による授業実践を行い、開発教材の検討を行った。個性的で創造性の高い学習結果が得られ、CAI教材が学習効果の質を高めるのに非常に有効であることが明らかになった。この結果は来年度の産業技術教育学会で報告する。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 三原信一: "燃焼器を用いたエネルギー変換学習教材の開発" 日本産業技術教育学会第37回全国大会講演要旨集. 37- (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 三原信一: "リンク機構学習支援ソフトの開発" 日本産業技術教育学会情報分科会(佐賀)研究発表会. 73-76 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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