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知的情報圧縮による自然環境の記号化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06680341
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関千葉大学

研究代表者

井宮 淳  千葉大学, 工学部, 助教授 (10176505)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1994年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード形状復元 / 画像理解 / 凸体論
研究概要

計測データから物体を復元する“Xからの物体復元"では計測データからの形状の復元に注意が払われるため,画像面上のデータからいかに形状を復元するかが問題となり,復元したデータを利用して何をするかには余り問題とされてこなかった.しかし,“Xからの物体復元"を形状認識・理解のための第1段階を考えれば,計測データから復元される形状のパラメータは形状の類似性などを判定するためのデータとなる.
本研究では,形状認識・理解のための“Xからの物体復元"としての影からの形状復元を取り扱う.人間が形状の類似性を判定する場合,厳密に類似性を判定するのではなく,「だいたい似ている」と判定することが行われる.ここでは,「だいたい似ている」を形状の凸包の類似性と考えることにする.そこで,物体を3次元ユークリッド空間の凸閉領域と考え,影からもとの物体が復元できるための十分条件を導いた.まず,3次元空間における接線極座標による物体の記述法を提案した.次いで,中心投影による影からの物体の復元公式を導くと共に,この影から物体が完全に復元できるための十分条件を証明した.また,3次元運動に不変な物体の類似尺度を物体の記述子から構成した.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 井宮 淳: "影からの形の復元" 情報処理学会技術研究報告CV-89-5. CV89. 49-56 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 井宮 淳: "離散閉曲面" 画像ラボ. 5. 63-65 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 井宮 淳: "Subpixel Superresolution and an Inverse Problem of Imagy Pyramid" Artificial Inteligence and Information-Control System of Robotics '94. 47-58 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 井宮 淳: "文章の類似性の近似計算" 人工知能学会研究会資料. 9402-8. 43-48 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 井宮 淳: "多様体間の距離とその応用" 情報処理学会技術研究報告CV93-2. CV93. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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