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人間運動パターンの学習認知システムの基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 06680356
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関和歌山大学

研究代表者

辻 三郎  和歌山大学, 工科系学部創設準備室, 教授 (60029527)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード動画像 / 運動パターン / 人体運動 / 顔 / 追跡 / 学習 / ニューロネット
研究概要

コンピュータが人間動作を撮像した動画像を解析し,その運動パターンを認知する基礎研究として,人体のシルエット画像と顔の濃淡画像を対象にし,各フレームとモデルとの照合,モデルの動パターン認知を行う方式の確率を目的とする。
[1]人体ティックモデルと動画像の照合 人体を6関節で接続された10本のスティックモデルで表現し,それを利用してシルエット動画像を解析し,角フレームのモデルパラメータを追跡する方式を開発した。特に,動的計画法の導入により信頼性の高い追跡が可能になった。
[2]顔運動の追跡 人間の顔の3次元モデル上に,入力画像内の被験者の顔のテクスチャを貼り付け,モデルを回転することにより姿勢が異なる顔モデルを合成する。この複数モデルを用いてテムプレート照合法により,動画像内の顔を追跡し,そのパラメータから顔の動きを抽出する実時間システムを試作し,良好な結果を得た。
[3]人体運動の学習と認知 人体スティックモデルの動きの周波数成分をニューロネットの入力とし,運動パターンを学習する方式を研究した。歩行,走行,自転車走行などの運動パターンを学習し,判別実験を行い,人体がカメラに対してほぼ2次元運動するときは,信頼性高く識別可能なことを示した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 塚本 明利: "複数のモデル画像による顔の動き推定" 電子情報通信学会論文誌. J77-DII. 1582-1590 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] A.Tsukamoto: "Detection and pose estimation of human face with multiple models" IEICE Transaction of Information & Systems. E77-D. 754-757 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Guo: "Understanding of human motion patterns" Proc.12th Int.Conf.Pattern Recognition. 1601-1609 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] A.Tsukamoto: "Pose estimation of human face with synthesizodmodelimages" Proc.IEEE Int.Conf.Image Processing. 93-97 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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