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語の文法機能検索機構を付加した英文コーパス検索システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 06680373
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関福井大学

研究代表者

小倉 久和  福井大学, 工学部, 教授 (50127940)

研究分担者 小高 知宏  福井大学, 工学部, 助教授 (10224247)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1994年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード英文コーパス / 全文データベース / 検索システム / 構文解析 / 部分構文木 / 語の文法機能 / 知的検索 / 英作文支援
研究概要

昨年度までに準備してきた英文コーパス検索システムをもとに、本年度は以下に述べるような研究を行なった。昨年度までの研究では、KCL(Kyoto Common Lisp)を用いていたので、本年度は、(1)KCLによるプロトタイプシステムの整備、とともに、(2)Prologをベースにした論理型言語CESPへの移植を行なった。
(1)プロトタイプシステムの整備:まず、基本的な検索機能を充実させるために、複数の語からなる語句や規則的語形変化をする語の検索機能など、検索機能の充実を図った。次に、中学校英語教科書ニューホライゾンの初級英文コーパスを対象に、規模の小さい辞書知識と構文規則を用いて、形態素解析、構文解析を行うための形態素の文法機能の推定ルールや構文推定ルールを充実させた。そして、検索対象語の文法機能表現の検討と、推定ルールを用いた形態素解析、構文解析システムを検討・作成した。検索システムとしての機能とするため、文字列一致検索システムと推定ルールを用いた形態素解析・構文解析システムとを連結し、初級英文コーパスを対象としたプロトタイプ検索システムを、作成した。
(2)CESPへの移植:Lispによるシステムは、一部のルールの変更や探索の方法の変更が他の部分に大きな影響を及ぼしやすいため、システムの拡張性や柔軟性の点で、やや難点がある。システムの向上を狙ってCESPへの移植を行なった。CESPへの移植により、オブジェクト指向によるシステムのモジュール化が図られ、各種のルール群からなる知識ベースの独立性が実現できた。これによって、さらなる研究の基礎を固めることができた。
以上の研究成果は、平成7年3月の第50回情報処理学会全国大会で報告するとともに、現在論文としてまとめている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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