研究課題/領域番号 |
06680374
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岩田 晃 名古屋大学, 情報処理教育センター, 助手 (40023676)
|
研究分担者 |
池田 幹男 名古屋大学, 情報処理教育センター, 助手 (20262925)
松本 哲也 名古屋大学, 情報処理教育センター, 助手 (40252275)
岡田 稔 名古屋大学, 情報処理教育センター, 助教授 (60201985)
|
研究期間 (年度) |
1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1994年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | ネットワーク / LAN / 通信量解析 / 情報処理教育 |
研究概要 |
現在の情報処理教育の現場では、大きく分けて以下の4形態のコンピュータシステムが使用されている。 (1)汎用大型計算機 と 専用端末/パソコン端末 (2)パーソナルコンピュータ (3)ワークステーション (4)ワークステーションと専用端末 本学情報処理教育センターでは(3)の形態による全国でも最大規模のシステムを稼働させている。ここでは、特にファイルサーバの能力とネットワーク通信量が最大の問題点となっている。数百大規模のシステムを構築する差異には、ファイルサーバの能力をどの程度に見積もるか、ネットワークの通信量をどの程度に見積もり、構成形式と通信速度をどうするか、という問題は現実的な実験は不可能であり、シミュレーションによって解析することができれば非常に有意義なものとなる。 本研究では、ネットワークの通信量を定量的に解析するためのネットワークモデルを作成した。この結果、10Mbpsの通信速度を持つOSI第2層セグメントにおいては、一セグメント当たりの最大クライアント台数は小負荷(文科系学生対象など)で50台程度、高負荷(理科系学生対象など)で20台程度という結果が得られた。また、本提案モデルによって現実には困難な状況下でのネットワーク通信量の計測と衝突率の計測を行うことができ、最適なシステム構成を行う指針を得ることができる。
|