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身体動作コード表現のライブラリ化と実行制御環境の開発

研究課題

研究課題/領域番号 06680375
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関立命館大学

研究代表者

八村 広三郎  立命館大学, 理工学部, 教授 (70124229)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード身体運動 / アニメーション / ヒューマンインタフェース / グラフィックス / コンピュータグラフィックス / マン・マシンインタフェース / 動作記述
研究概要

本研究では、コード化され記述された身体動作をコマンドとしてライブラリ化し、適当なパラメータを与えることにより、必要な動作を生成するためのシステムを開発することを目標とした。
本年度の研究の内容は以下のようになっている。まず、最初に、身体運動のコード化法について、従来われわれがLabanotationに基づいて考案し用いていたBNと呼ぶ記法とは別の、AMLと呼ばれる新しい記述法を考案し、これの解釈系を開発した。次に、身体モデルや身体運動パターンを、オブジェクト指向によりモデル化し、これによってモデル形状や運動の様子を部品化して、モデル定義、動作定義の簡略化再利用化を行った。さらに、これらの方法により記述された身体運動を、グラフィックスディスプレイの上に人体モデルの動作として再現するためのシミュレータを改良し、実装した。
これらの3つのサブシステムは独立に開発したため、現状では完全な連携動作ができるようにはなっていないが、たとえば、人体モデルの関節角などのデータをインタフェースにして、これらを連結して動作させるようにすることは、容易に行える。また、身体運動の検索までを可能にするライブラリとして完成させるところまではできなかったが、ライブラリ化、すなわち、部品化、再利用と検索に関しての基盤ができあがった。
このようにそれぞれのサブシステムで、一応の目的を達することができた。今後、これらの各システムの完成度を高めるとともに連携動作を可能にし、本格的なライブラリ化について引き続き検討していく予定である。
このシステムの開発により、マンマシンコミュニケーションの高度化、バーチャルリアリティ、知的符号による身振りの伝送、アニメーションの作成などにおける、人間動作の記述の効率化のための研究に大きく寄付すると考える。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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