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機能-感性の両面から評価する商品のValue Evaluationに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06680410
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関金沢工業大学

研究代表者

田川 高司  金沢工業大学, 工学部, 教授 (40236378)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード商品評価 / 心理分析 / 因子分析 / SD法 / 意味空間 / 価値観 / 感性評価 / Value Evaluation
研究概要

本研究の目的は、「商品の価値評価を行う人の心」を機能-感性のバランスの側面から読み取るためのアプローチであり,商品価値評価に関する感性的手法の新しい提案である.
本研究報告者は、商品評価をしている人の心の中味を最も端的に表現するものとして言葉をとりあげ、商品共通に使用される「商品評価形容語」の一つ一つがもつ言葉のイメージを、それぞれ形容詞の基本的意味を示す言葉(基本意味形容語)によって評価測定することにより、三つの商品評価因子を抽出した。これらの因子を機能、感性、身近さと名付け、商品評価の三次元意味空間の三軸を構成するものとした。
報告者はさらに、商品の一分野として繊維製品を選び、そこで用いられる商品価値形容語を、機能、感性、身近さに分類し、それらの用語の類似率を算定し、クラスター分析を行って、繊維製品評価用語の評価項目を決めた。これに基づいて調査シートを作成すれば、信頼性の高いSD法調査が可能となる。また、得られた結果から、商品を評価する人の心が、機能、感性、身近さの三次元座標上にプロットでき、機能-感性-身近さのバランスからみた「商品評価時の位置づけ」ができることとなった。本年度は今後の研究の基礎を築いたものと云える。本年度の研究過程において、奈良女子大、広島中央女子短大等に研究協力者が得られ、研究組織が充実した。また本研究の結果の一部は、日本繊維機械学会、繊維学会、日本経営工学会において口頭発表した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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