研究課題/領域番号 |
06680443
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
プラズマ理工学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
佐伯 紘一 静岡大学, 教養部, 教授 (90005546)
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研究分担者 |
天岸 祥光 静岡大学, 教養部, 教授 (10042409)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | エネルギーアップコンバージョン / 大振幅静電波 / プラズマ / ブロードバンドオシレーション |
研究概要 |
新エネルギーアップコンバージョン機構の計算機シミュレーション(佐伯) 準1次元のPICコードを用いて長波長、低周波で大振幅のTrivelpiece-Gould(TG)モード波を励起した結果、TGモードが高周波の電子プラズマ振動にエネルギーアップコンバージョンすることを見い出した。この時の電子の位相空間(速度、位置)における振舞から、TGモード波による電子の電流変動が重要であり、局所的な電流駆動イオン音波不安定性により、イオン音波の変動に付随した低周波の電子変動が励起され、この変動が電流変動に伴うドップラーシフトにより高周波の電子プラズマ振動に変化する事が分かった。 新エネルギーアップコンバージョン機構の実験(佐伯) 「4現象バイポーラ電源」により生成した放電プラズマ中で、金属筒励起法により低周波の大振幅TGモードを励起した結果、高周波の電子プラズマ振動とイオン振動が観測されている。この励起法においては、大きなパルス電圧の印加によるパルス電子ビームが生じるので、現在、励起された波動が、アップコンバージョンされてできた電子プラズマ振動かどうかを検討中である。 電離層における新エネルギーアップコンバージョンの可能性の検討(天岸、佐伯) 電離層で存在が可能な、磁力線方向の位相速度が電子の熱速度より大きい低域混成波、運動論的アルフェン波においても、ここで述べたエネルギーアップコンバージョンは起きうることが分かった。
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