研究課題/領域番号 |
06680580
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
福森 義宏 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (60135655)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 磁性細菌 / 磁気微粒子 / 局在蛋白質 / TPRモチーフ / 蛋白質輸送受容体 / 分子接着 / MAM22 / マグネタイト / 蛋白質 / 細菌 / 局在 |
研究概要 |
磁性細菌Magnetospirillum magnetotacticumの磁気微粒子に局在する分子量22000の蛋白質(MAM22)の遺伝子をクローニングし、その全構造を決定した。その一次構造は MSSKPSDILDEVTLYAHYGLSVAKKLGMNMVDAFRAAFSVNDDIRQVYYRDKGISHAKAGRYSQAVMLLEQVYDADAFDVDVALHLGIAYVKTGAVDRGTELLERSLADAPDNVKVATVLGLTYVQVQKYDLAVPLLIKVAEANPINFNVRFRLGVALDNLGRFDEAIDSFKIALACVPMKARCIAPSPSAMSRWAGTRKPCRISRRPMNLTKGPRSEAVであった(DDBJ Accession No.D82942)。このアミノ酸配列のホモロジー検索を行ったところ、分子中央付近にTPRモチーフと呼ばれる特異なアミノ酸配列が3カ所存在していることが明らかとなった。このTPRモチーフはミトコンドリアの外膜やペルオキシゾーム膜に局在し、細胞質で合成された蛋白質の輸送受容体として機能している蛋白質に存在していることが明らかになっており、MAM22も類似の機能を有する可能性が示唆された。また、MAM22がTPRモチーフを介して分子接着することにより、磁気微粒子の連鎖状構造を保持している可能性もあり、今後検討していかなければならない問題である。 本研究ではMAM22遺伝子の他にその上流域、下流域に合計8個のオープンリーデイングフレーム(ORF)を確認した。総ての、ORFについてアミノ酸配列を決定し、そのホモロジー検索を行った。その結果、幾つかのORFについては既知の蛋白質との類似性を確認した。また、これらのORFのコドン使用頻度を解析した。
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