研究課題/領域番号 |
06680652
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
有留 宏明 大阪大学, 極限物質研究センター, 助教授 (70029552)
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研究分担者 |
柳田 敏雄 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (30089883)
篠原 邦夫 東京大学, 医学部, 教授 (10112088)
若家 冨士男 (若家 富士男) 大阪大学, 基礎工学部, 助手 (60240454)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | X線 / 顕微鏡 / X線光学 |
研究概要 |
高繰り返し高出力、ムービングスラブレーザー(5J,3Hz)を用いて発生した炭素プラズマより発生する水素様X線(波長3.37nm)を光源とし、ゾーンプレートを結像素子、背面照射型CCDをX線画像検出器とするX線顕微鏡システムを用いて、試料観察を行った。 試料として、金属メッシュの場合、倍率100の場合、X線パルス数5(レーザーエネルギー3J)で、明瞭なコントラストが得られた。試料としてゾーンプレートを用いた場合、倍率役100倍では、X線パルス数100で明瞭なコントラストが得られ、また分解能0.5μmが得られた。ゾーンプレートの場合に必要パルス数が多いのは、光軸調製の困難さのためで、うまく調製すればパルス数は減少可能と思われる。 生物試料として、乾燥したHela細胞を観察した。倍率100倍で、パルス数20を要した。このとき、微絨毛(直径0.1-0.5μm)が観察され、生物試料においても十分良好なコントラストが得られること、また分解能が0.5μmよりよいことが確認された。 今後、X線光学系の改良により分解能の向上によりより鮮明な生物試料観察が可能と期待される。
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