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哺乳動物のDnaJホモローグのクローニングと生理機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06680686
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 細胞生物学
研究機関神戸大学

研究代表者

春藤 久人  神戸大学, 医学部, 助教授 (70206259)

研究分担者 久野 高義  神戸大学, 医学部, 助教授 (50144564)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1994年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードDnaJファミリー / ストレス蛋白質 / 分子シャペロン / J領域 / ロイジンジッパー
研究概要

ストレス応答時に発現するストレス蛋白質は非ストレス時においても、種々の蛋白質の細胞内輸送における分子シャペロンとして重要な機能を果たしていると考えられている。研究代表者らはhsp70ファミリー蛋白質がカルモジュリン結合能を持つ性質を利用して、カルモデュリン結合分画に対する抗体を用いて酵母発現ライブラリーをスクリーニングした。単離された数個のクローンの遺伝子配列を決定し、全アミノ酸配列を予測した。このうちの一つがhsp70ファミリー蛋白質と結合すると思われるJ領域および、ホモダイマーまたはヘテロダイマーを形成すると思われるロイシンジッパー構造を持つ事が明らかになり、新しいDnaJ蛋白質遺伝子であったのでCAJ1と命名した。CAJ1はJ領域において、研究代表者らが既に単離したhsp70ファミリー蛋白質であるSSE1と結合すると考えられる。最近、他の研究グループによりCAJ1と同一の遺伝子が単離され、発芽酵母の接合フェロモン受容体のシグナル伝達に関与していることが明らかにされた。また、CAJ1のJ領域にあたるN-未満、約70アミノ酸残基をコードするcDNA断片を発現ベクターに組み込み、グルタチオン-S-トランスフェラーゼとの融合蛋白質として大腸菌内で大量発現させた。これを抗原として、抗体作製に成功した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hideyuki Mukai: "Isolation and characterization of CAJ1,a novel yrast homolog of dnaJ" Gene. 145. 125-127 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Shigenori Katayama: "Effect of heat shock on intracellular calcium mobilization in Newoblestome x gliopma hybrid cells" J.Neuvochem.62. 2292-2299 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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