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マカク胎児型グロビン遺伝子の重複機構種内および種間変異の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06680832
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 実験動物学
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

清水 宏次  鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (40090427)

研究分担者 針原 伸二  東京大学, 大学院・理学系研究科・人類学専攻, 助手 (40198932)
研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードマカク / 胎児型グロビン / グロビン遺伝子 / 遺伝子の重複 / 種内変異 / 種間変異
研究概要

旧世界ザルでもヒトのヘモグロビン(Hb)の場合と同様に重複遺伝子による2つ胎児型グロビン鎖が存在するという考え方が一般的である。ニホンザルの場合、タンパク質レベルでは1種の胎児型グロビン鎖しか知られていないが、筆者らの制限酵素地図による研究ではニホンザルにも間違いなく2つの重複胎児型遺伝子の存在することが、サザーン・ブロッテイング法と^<32>Pで標識したプローブを使用してのハイブリダイゼーション法で確認された。本学校教育学部では放射性同意元素の使用が禁止されているので、先ずはヒトの^Gγと^Aγグロビン遺伝子をPCR法で増幅するためのプライマーを利用して、すでに重複遺伝子の存在が確認されているニホンザル個体を試料にPCR法で重複遺伝子の存在が確認できるかどうかを試した。その結果、定性的に答えを得ることが極めて困難であるということが分かり、HPLC法を併用してPCR産物を定量することで結果を得ようと試みたがこれも現在のところうまくいかない。ヒトのプライマーを使用することに問題があるのかもしれない。結局、共同研究者のところで^<32>P標識プローブ(この場合、ヒトのもので代用可能)を使って先ずはニホンザルの次に多くの試料を入手しているカニクイザルの集団での重複遺伝子の存在頻度と様式を検索することになった。その結果は現在解析中である。ともかくも、サルのプライマーを使用してPCR法とHPLC法を併用して少量の試料から胎児型グロビン遺伝子の重複あるいは欠損遺伝子を検出する方法を確立し、重複遺伝子の存在様式と種内および種間変異の機構を解明したい。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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