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禅籍・燈史における公案所在・出典データベース作成の試み

研究課題

研究課題/領域番号 06710011
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 印度哲学(含仏教学)
研究機関駒澤大学

研究代表者

石井 清純  駒澤大学, 仏教学部, 講師 (30212814)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード真字『正法眼蔵』 / 頌古 / 拈古 / 公案
研究概要

本年度のデータベース作成は、当初は、燈史ファイルとして『景徳伝燈録』の入力を予定していたが、既に、語録ファイルとして『永平広録』巻1・2が入力済であることを鑑み、それを基に、平成6年5月21〜22日に開催された第45回日本印度学仏教学会学術大会において、その成果を発表すべく、同じ道元の著作である「永平頌古」并びに真字『正法眼蔵』(公案集)に集録される400則弱の公案及びその出典の入力を行なった。
学会では、その分析結果から、特に真字『正法眼蔵』の性格づけを中心とした「真字『正法眼蔵』の成立に関する一私見」(21日発表)と題した発表を行ない、学会誌『印度学仏教学研究』第43巻1号誌上に同名の論文として掲載していただいた。
なお、作成したデータベースの分析結果は、『曹洞宗宗学研究紀要』第8号(平成6年10月)誌上に紙数を頂戴し、前記学会発表の内容を補填しつつ、その論文末に一覧表の形式にて発表した。
以上が前期中の作業であるが、10月に入ってからは、日本曹洞宗中心であったデータの拡充をはかるため、代表的な公案集よりのデータ入力に取りかかった。
その作業において入力したのは、『雪竇頌古』『宏智頌古』『円悟頌古』の各宗派の頌古それぞれ100則と、「宏智拈古」、「円悟拈古」それぞれ100則の計500則である。
現在は着話禅の大成者である大彗宗晃の『正法眼蔵』の公案を入力中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 石井清純: "真字『正法眼蔵』の成立に関する一私見-『永平頌古』・「興聖寺語録」との内容対比を中心として-" 『曹洞宗宗学研究所紀要』. 8. 53-67 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 石井清純: "真字『正法眼蔵』の成立に関する一私見" 印度学仏教学研究. 43-1. 126-130 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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