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知覚-運動協応動作の制御機構に関する研究-視野の縮小・拡大とポインティング動作特性-

研究課題

研究課題/領域番号 06710059
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 実験系心理学
研究機関(財)労働科学研究所

研究代表者

北島 洋樹  (財)労働科学研究所, 労働生理心理学研究部, 研究員 (20234255)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード知覚-運動協応 / 奥行き方向運動 / 視野変換
研究概要

1.奥行きポインティング反応の記録・分析方法の検討
我々の日常の多くの行動は、3次元空間内での移動であり、自分から見て様々な距離、様々な方向にある対象への行動である。この奥行方向におけるターゲットポインティング反応を記録、分析するためのツールを開発した。高画質のS-VHS方式で1秒間に60フレームの記録ができるビデオデッキ、およびS信号を出力できるハンディカメラを用いて、上方から光点をつけた手の奥行き方向の運動を記録した。
このビデオ記録を再生し、画像(NTSC信号)を、フルカラービデオデジタイザ(デジタルアーツ社製HyPER-Vision+)を介して、1フレームごとにコンピュータ(PC9081系)のグラフィックス画像に変換して取り込んだ。この際ビデオインターフェースボックスを用いて、コンピュータから直接ビデオデッキを操作した。半自動的に取り込んだ画像をコンピュータのグラフィック画面上に表示し、2値化、フィルター処理等を施し、指先の光点の位置を検出し、運動軌跡を求めた。これらの制御・画像処理のためにMS-Cで記述したプログラムを開発した。
2.奥行き方向の知覚-運動協応課題の検討
水平方向のターゲットポインティングの精度と比較するために、奥行方向の5位置のターゲットに対するポインティング課題を施行した。水平方向のポインティング場合とは異なる特徴が見られた。このデータを基礎として、視野変換(拡大・縮小)状況下でのポインティング実験を現在実施中である。この成果は1995年第53回日本心理学会で発表予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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