• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

戦後日本の福祉実践における福祉理念に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06710114
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関鹿児島経済大学

研究代表者

中山 慎吾  鹿児島経済大学, 社会学部, 講師 (40241765)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード老人福祉 / 地域福祉 / 在宅福祉 / 在宅ケア / 福祉実践
研究概要

戦後日本の社会福祉実践に関する基礎的な資料の収集・考察に関しては、老人福祉、そのなかでもとくに在宅福祉実践に関する資料を中心に、資料の収集と考察を行った。東京都内等における諸機関に出向き、関連資料の収集(図書の購入・複写など)、および聞き取り調査などを行った。その諸機関には、東京都社会福祉協議会(東京都ボランティアセンター)、東京都民生委員協議会事務局、調布市ふれあい福祉公社、日本公衆衛生協会、日本社会事業大学、全国社会福祉協議会、東京都庁、鹿児島大学医学部などが含まれる。また、『老人福祉研究』『ゆたかなくらし』等、老人福祉実践を考察するための貴重な資料となる専門雑誌のバックナンバーを収集し考察を行った。
また、対象をより限定して行う資料の収集・作成と分析としては、宮崎県延岡市に地域を限定して行った。延岡市内の在宅介護支援センター、社会福祉協議会、福祉事務所(延岡市福祉部)、高齢者福祉協会、特別養護老人ホーム敬寿園、および延岡市地域福祉推進チームのリーダー宅などを訪問し、聞き取り調査および文献資料の収集を行った。聞き取り調査の録音テープは文字資料におこし、考察を進めた。
これらの資料収集・考察の結果の一部は、論文「地域福祉推進チームの活動について」および「在宅介護支援センターと『連携』活動」にまとめられた。資料の収集・考察を通して次のことが明らかになってきたと思う。戦後日本の老人福祉・地域福祉の分野における活動には、様々な行為者が関与しており、それぞれの行為者の実践内容および理念、下位文化のありようが、複合的に作用しつつ、老人福祉・地域福祉が推進されてきた。ここでいう行為者とは、例えば、福祉事務所職員、保健婦、民生委員、地域医療の担当者、ホームヘルパー、市民ボランティア、社会福祉協議会、老人福祉施設職員などである。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中山 慎吾: "地域福祉推進チームの活動について" 鹿児島経済大学社会学部論集. 13巻3号. 21-58 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 中山 慎吾: "在宅介護支援センターと「連携」活動" 鹿児島経済大学社会学部論集. 13巻4号. 1-34 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi