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現代中国における保育ネットワーク形成に関する研究-建国期・幼保一元化を焦点に-

研究課題

研究課題/領域番号 06710179
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立教育研究所

研究代表者

鐙屋 真理子  国立教育研究所, 国際研究・協力部アジア教育研究室, 研究員 (20249907)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード中国 / 教育史 / 保育 / 女性 / 幼保一元化 / 解放区 / 建国期
研究概要

【研究の概要】
本年度は、以下の諸項目についての研究調査を行なった。
I.幼保一元化の概念的検討(日本と中国)
II.旧解放区における保育ネットワークの形成過程の検討
III.建国初期における保育ネットワーク形成の史的検討
【資料調査】
主にIIIについて進め、国内にある『人民日報(晋察冀豫版』、『人民教育』、『中国婦女』などの定期刊行物を中心に、当時の保育政策、婦人運動の動向、各地での幼児教育と保育の実践に関する資料を収集整理し、年表を作成した。
【研究成果の公開】
以上のI〜IIIに関しては、所属学会で次の研究発表を行なった。
(1)「現代中国保育制度成立史への一試論-旧解放区から建国初期へ-」(教育史学会第38回大会 1994.10)
(2)「中国“学前教育"をめぐる新動向と課題」(アジア教育史学会定例研究発表会 1995.3)
【得られた知見と今後の課題】
現代中国における保育ネットワーク形成の原型は、中国旧解放区にあり、それが婦人幹部を中心に、内戦期に新解放区(新解放区)にまで広がり、建国後に内務部・教育部・衛生部の連携による保育制度がほぼ確立する。
当初、婦女連合会が保育ネットワーク形成に果した役割にも着目するつもりであったが、本年度は先方の都合で本格的な資料入手上の困難があり、今後の課題として残された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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