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近世近代移行期における都市の社会構造変容に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06710193
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 日本史
研究機関放送大学

研究代表者

杉森 哲也  放送大学, 教養学部, 助教授 (20226468)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード近世都市 / 近代都市 / 三都 / 地域的・社会的基礎単位 / 町 / 町組 / 惣町 / 学区
研究概要

本研究では、幕藩制国家の中枢機能を担った都市である三都(江戸・京都・大坂)を分析の対象とし、これら各都市における近世後期から近代初期にかけての時期、すなわち19世紀を通時的に扱った。具体的には、近世都市における基礎単位である町とその連合体である町組が、近代都市への展開の過程でいかなる変容を遂げたのかについて検討を行った。そして、近代都市における地域的・社会的基礎単位である学区にどのような性格規定を与えたのかについて検討を行った。
その研究方法としては、東京・京都・大阪の三都市の史料所蔵機関(国立国会図書館・東京大学史料編纂所・国文学研究資料館史料館・京都府立総合資料館・京都市歴史資料館・大阪府立中之島図書館など)において、関連史料の悉皆的所在調査および関連史料の収集を行った。具体的な調査対象史料は、(1)近世都市の基礎単位である町・町組で作成された史料、(2)近代都市の基礎単位である学区で作成された史料、(3)近代の行政史料、である。まず、これらを主として各史料所蔵機関の目録によってその存在を確認した。これらは、今後の研究のための基礎史料となるものと考えられる。次に、その一部について、マイクロフィルムおよびコピーによって収集を行い、具体的な分析・検討を行った。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 杉森哲也: "「近世都市京都と『身分的周縁』-『宝暦四年西陣筬屋仲間一件』を素材として-」" 塚田孝・吉田伸之・脇田修編『身分的周縁』(部落問題研究所). 323-361

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 杉森哲也: "「『都城』から『城下町』へ-京都における『城下町』成立の歴史的意義-」" 『歴史評論』. 533. 26-38

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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