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「国統区」に於ける演劇運動に関する基礎的研究-国立戯劇学校及び曹禺・余上沃を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 06710272
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 中国語・中国文学
研究機関埼玉大学

研究代表者

牧 陽一  埼玉大学, 教養部, 助教授 (40241921)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード国統区 / 演劇 / 国立戯劇学校 / 曹禺 / 余上沃
研究概要

研究計画に従って資料の収集、新資料の発掘、集中、その分析を行うと同時に、研究のとりまとめを中心に作業をすすめた。(1)〈国立戯劇学校に関する基本資料の複写、整理〉国立戯劇学校の「国統区」に於ける演劇活動を掘り起こしていく上で重要な「国立戯劇学校一覧」,「国立戯劇学校公演手冊」等の関係図書の複写、整理を行った。(2)〈「国統区」で活躍した演劇人余上沃、曹禺等に関する図書,関係文献の購入〉「国統区」の演劇活動を把握していく上で重要な演劇人に関する書籍、『余上沃研究専集』等を購入した。(3)〈「国統区」の演劇の諸状況を伝える関係資料の複写、購入。〉さらに京都大学、天理大学等の研究機関に赴き、抗戦期の演劇情況を伝える『戯劇時代』戯劇叢刊』等諸雑誌、〈中央日報〉等新聞の調査,収集を行った。
以上により、国統区に於ける演劇運動の全体像とまではいかないが、国立戯劇学校の重慶等「国統区」に於ける演劇上演の情況、及び「国統区」に於いて国立戯劇学校の果たした役割りの一端が明らかとなった。しかしそれでもまだ「一点」を明らかにしたという段階にすぎず、全体的にはまだまで不十分である。抗戦時期に関わる研究ということもあって、関係資料の少ない現状の中、資料の発掘、整理は本研究の重要な柱の一つとなるものであり、それだけに今後も継続して、積極的に資料の収集、発掘、整理をすすめていくことが必要である。すでに発表した論文は別の項にまとめたが、以上の資料の分析については何らかの形で公表を計っていきたい。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 牧陽一: "「思凡」-笑いの裏側" 中国図書. 第6巻2月号. 14-16 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 牧陽一: "93年の『雷雨』" 中国文芸研究会会報. 150号. 28-34 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 牧陽一: "続「星星と今天」-中国モダンアートと星星" 野草. 55号. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 牧陽一: "曹禺のフロイト理解-「ヒステリー」から女権主義へ" 中国近代文学研究. 第4号(出版予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 牧陽一(共訳): "『中国現代戯曲集』第一集" 晩成書房(石原直也), 160 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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