• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

英語の談話機能的側面の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06710290
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 英語・英米文学
研究機関佐賀大学

研究代表者

田中 彰一  佐賀大学, 教育学部, 助教授 (80197425)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード談話 / 関係詞節 / 伝達機能
研究概要

研究課題「英語の談話機能的側面の研究」については、平成5年度以前から英語の文理解と談話について研究を進めてきた。平成5年度科学研究費補助金の援助を受けて、構文の機能的分析を進め、研究成果として「伝達機能の重要性」を『佐賀大学研究論文集』第41集第1号(I)p.39-53(平成5年)に掲載した。
平成6年度は、関係詞表現とその類似構文に注目して研究を進め、その研究成果「文を先行詞とする非制限的関係詞節について」を『佐賀大学研究論文集』第42集第1号p.97-107(平成6年)に掲載した。その談話機能的特徴は他の構文にも並行的に関係しているので、挿入表現や絶対構文の分詞節など従属節の構文分析も進めている。これらの構文には前景と背景や前提と断定等の機能的な要素が大きくかかわっていることがこれまでの研究でわかっている。
また、この関係詞節の機能的分析を基礎に、19世紀の英語を考察し、その成果として「近代英語における関係詞節の意味と機能」を『佐賀大学研究論文集』第42集第2号p.15-29(平成7年)に発表し、この構文のもつ談話機能的側面をさらに追求した。性質の違う2作品の関係詞節の用法を新視点から比較することによって、これらの19世紀の2作品のもつ英語の用法上の相違を明らかにしている。この方向では基礎的研究と位置づけている。
今後さらに諸構文の構造と機能の分析を進める。Internetネットワークを利用した資料収集や言語データベースの解析も平行して行い、それを基礎研究として言語理論研究を結び付けていく。言語理論研究としては主に生成文法と機能文法の研究方向を押さえている。このような基礎研究と理論研究を土台にして、ことばの伝達機能が相互に関連した形で英語表現にかかわっているところを今後解明していく予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田中彰一: "文を先行詞とする非制限的関係詞節について" 佐賀大学教育学部研究論文集. 42-1. 97-107 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 田中彰一: "近代英語における関係詞節の意味と機能" 佐賀大学教育学部研究論文集. 42-2. 15-29 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi