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口語英語研究のためのマルチメディア型データベースの作成

研究課題

研究課題/領域番号 06710295
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 英語・英米文学
研究機関専修大学

研究代表者

佐藤 弘明  専修大学, 商学部, 助教授 (60187226)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード英語字幕信号 / マルチメディア / レーザーディスク / クローズド・キャプション / データベース / コンピュータ / 映画 / 口語英語
研究概要

平成3年度,4年度の文部省科学研究費補助金一般C (課題番号03801040)による研究では,日本電気のコンピュータPC9800でシステムを開発して,202作品164万語の映画のセリフをデータベースに登録した。本研究では,マルチメディアに対応したアップル社のマッキントッシュを使用して,プログラムを書き換え,303作品,260万語の映画のセリフをデータベースに登録することができた。このデータベースは,マルチメディアに対応しており,検索された語句が使われる場面をレーザーディスク映画で再生し,その語句がどのような場面で使われ,どのように発音されるのかを確認できる。文字データだけを登録したデータベースには,登録単語数が2億語を越えるThe Bank of Englishがある。しかし,音声・映像を再生できるもので,そのように多くの単語を登録したデータベースは,まだ開発されていない。筆者の開発したデータベースは,世界最大規模のマルチメディア型データベースとなり,英語の教育・研究に重要なデータを提供できる。
研究の1例を挙げれば,1992念の日本人留学生服部君射殺事件で話題となったfreezeを映画から検索し,その用法について分析することができた。この分析結果の一部は,朝日新聞1993年11月5日夕刊p.13「英語字幕で『生きた英語』が学べる!?」で伝えられた。この研究は,freezeの用法について辞書やネイティブ・スピーカーが指摘できなかった盲点を映画の場面から明らかにすることができた。
また,これまでの研究成果をまとめた研究「英語教育におけるマルチメディア型データベースの開発」は,情報教育の専門家からも高く評価され,1994年11月30日,私立大学情報教育協会から「私立大学情報教育協会賞」を受賞した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐藤弘明: "英語教育のためのマルチメディア型データベースの開発" 私情協ジャーナル. 3. 12-17 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤弘明: "アメリカ映画におけるタブ-語について" 映画英語教育のすすめ. 30-38 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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