• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高松アクセントの総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 06710313
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関香川大学

研究代表者

中井 幸比古  香川大学, 教育学部, 助教授 (10221441)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード高松方言 / 讃岐式アクセント / 語音と音調 / 式の対立
研究概要

(1)高松市内のアクセントの記述調査とその報告
壮年層と老年層の、各1名の話者を対象にした記述調査はほぼ完成した。壮年層については、1万語程度の語彙と、用言の活用形・付属語の調査を終えた。老年層の1名については、話者の都合で、調査語彙が稲垣論文のものに限られたのは遺憾である。その結果については、一部を口頭発表した(1994年度日本音声学会)。
壮年層については、そのアクセント体系をかなり詳細に明らかにしえた。但し、この話者には、「体系の穴」があり、それが、この世代の話者に共通するものであるのか、個人的なクセであるのか、確認をする必要がある。
また、当初の予定になかったが、高松アクセントの祖形に近いと見られる、丸亀アクセントについても記述調査をする機会が得られた。これによって、アクセント変化の詳細が判明した。
(2)香川県中央部の分布調査
香川県東部については、調査は予定通り終了した。この分布調査によって、高松アクセントの変遷の過程が、さらに明らかになった。
県中西部については、未だ不十分である。当初の予定よりも調査量が少なくなってしまったのが遺憾である。今後とも調査を続行したい。
(3)分布調査の結果の整理状況
テープの、耳による聞き取りはほぼ終了し、音響分析を一部開始したところである。耳による聞き取りの分は、近々報告書として一部を刊行する予定である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中井幸比古: "高松方言のアクセントについて" 日本音声学会全国大会研究発表論集. 33-38 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi