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生存時間・持続時間の統計的解析とその経済分析への応用

研究課題

研究課題/領域番号 06730014
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済統計学
研究機関千葉大学

研究代表者

大森 裕浩  千葉大学, 法経学部, 助教授 (60251188)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード生存解析 / 持続時間 / 一様最強力不偏検定 / ランダムエフェクト / 検出力
研究概要

本年度は,生存時間・持続時間の統計解析における検定問題について、さらにシミュレーションを行うとともに一般化をはかった。また、これら統計手法の経済分析への応用例について多くの文献を収集し、現在、日本経済への応用を検討中である。
・離散モデルにおける2つの平均値の検定にランダムエフェクトが存在する場合の、一様最強力不偏検定についてさらに多くのシミュレーションを行い、当初明らかではなかった尤度比検定に対する検出力の優位性を示すことができた。現在は、この結果を論文としてまとめている段階である。
・上記の一様最強力不偏検定の数学的な結果を一般化して、条件付き指数型分布続のための新たな一様最強力不偏検定を導出した。この結果は、確率的な標本数をもつモデルなどに応用可能である。
・生存解析・持続時間解析の応用例には、労働経済学における失業者の行動分析や、ビジネスサイクルの構造分析があり、利用可能な標本数が現実には少ないという限界があるものの、当手法の応用可能性のひろがりを確認することができた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大森裕浩: "条件付指数型分布族のための一様最強力不偏検定とその応用" 千葉大学経済研究. 8. 169-183 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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