• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

複素力学系の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06740050
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関東京大学

研究代表者

宍倉 光広  東京大学, 大学院数理科学研究科, 助教授 (70192606)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード力学素 / フラクタル / くりこみ / マンデルブロ-ト集合 / ジュリア集合 / 分岐理論
研究概要

本年度は、実解析的単峰写像のくりこみ理論と複素力学系の放物型不動点の分岐について主に研究を行った。
まず、単峰写像のくりこみについては、SulliranのRiemann、surface laminationのTeichmuller空間を利用した理論の全体的な流れを把握し、その基礎付けを行った。
複素力学系の放物型不動点の分岐については、Ecalle円筒の理論を精密化し、それに関連した放物型くりこみを定義した。
この放物型くりこみは、適当な力学系の族に制限すれば、その反復が一様に評価されることがわかり、その応用としてCantor集合と線分の直積に微分同相な部分集合を含むJulia集合をもつ2次多項式を構成することができた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Shishikura: "The Boundary of the Mandelbrot set has Hausdorffdimention two" Asterique. 222. 389-405 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi