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有機ロジウム基を用いた新規反応によるモリブデン-ロジウムクラスター錯体の合成

研究課題

研究課題/領域番号 06740518
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 無機化学
研究機関岡山理科大学

研究代表者

赤司 治夫  岡山理科大学, 自然科学研究所, 助手 (30221708)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードキュバン型 / 混合金属錯体 / アクア錯体 / モリブデン / ロジウム / 硫黄架橋 / 光電子スペクトル / クラスター
研究概要

Mo_3S_4アクア錯体と有機ロジウム基との反応による金属取込み反応より、単結晶を単離した。この単結晶を用いてX線結晶構造解析を行なった結果、Mo_3RhS_4骨格をもつクラスター錯体が生成することを確認した(図1)。この錯体はキュバン型のMo_3RhS_4骨格が、酸素架橋で結合し、新しいタイプのツインキュバン型骨格を形成していることが明らかになった。紫外、可視、近赤外領域における吸収スペクトルの測定、およびX線光電子スペクトルの測定結果より、錯体の物性に関する知見を得ることに成功した。
錯体の反応性について試験したところ、塩化物イオンやチオシアン酸イオンなどを加えることにより、吸収スペクトルに大きな変化が確認された。反応生成物について、微細な結晶を単離したが、その構造など明らかにするには至らなかった。また本錯体と有機小分子との反応についてもいくつかの実験を行ったが、はっきりとした結果を得るに至っていない。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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