研究課題/領域番号 |
06750042
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
徳永 英司 東京大学, 物性研究所, 助手 (70242170)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | フェムト秒位相分光 / 空間分散 / CuCl / 励起子 / 励起子ポラリトン / 位相変化 / 非線型感受率 / 非線形光学 |
研究概要 |
本年度は分光器を含めたCCD測定システムの整備と、ピコ秒位相分光を行うための二波長ピコ秒紫外レーザーの高強度化を行った。ピコ秒同期励起色素レーザーを波長選択素子なしで使うとフェムト秒レーザーと同程度の帯域幅を持っているので周波数領域の位相分光が行える。ただしパルス幅は2〜3psなので10ps程度参照光とプローブ光を分離する必要があるが、50cm分光器、2400gr/mmの回折格子を使って対応できる。 高出力YAGレーザーへの転換(9W→15W)、長い二倍波結晶(15mm→25mm)による色素レーザー励起光の強度増大、YAGレーザー基本波・二倍波用のARコートレンズによる損失の低減、アクロマティックレンズによる紫外光発生用和周波結晶への集光効率の増大等の改良により、二波長ピコ秒紫外レーザーの各々について15倍(2mW→30mW)のパワーアップが実現した。1本を狭帯域発振させて励起光とし、もう一本を広帯域発振させてプローブ光とする予定である。15EA03:フェムト秒位相分光のためには、別予算で購入されたClark-MXR社製チタンサファイアレーザーの発振器出力の二倍波で150mW、50fs、100MHzの紫外レーザーパルスが得られるようになった。ピークパワーで30倍パワーアップしたので、このパルスを用いてCuClのフェムト秒位相分光を行うべく準備を進めている。
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