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HCFC-22の代替冷媒の飽和蒸気圧に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750216
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関神奈川工科大学

研究代表者

矢田 直之  神奈川工科大学, 工学部, 講師 (20212277)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード飽和蒸気圧 / 代替冷媒 / 等容法 / 代替フロン
研究概要

現在ルームエアコンなどの作動媒体として使用されていながら、2020年を目標として廃止が検討されているHCFC-22の代替冷媒は、世界各国で研究および開発が競って行われている。本研究では、HCFC-22の代替冷媒の候補である、HFC-125およびHFC-32の飽和蒸気圧の測定を行った。本研究では、昨年度製作した試料容器および本年度新たに導入したプログラム精密恒温水槽を用いて、前述の2物質が作動媒体として将来エアコンなどに使用される際に、必要不可欠な飽和蒸気圧の測定を行った。
測定は、等容法を基本原理とした実験装置を用いて行った。等容法とは予め内容積を検定した試料容器に所定量の試料を充填し、等温場に保った状態で熱的平衡状態にある試料の温度および圧力を測定する方法である。本研究では、試料の温度および圧力をそれぞれ試料容器に挿入した白金抵抗測温体および圧力センサーを用いて測定した。本研究で得られた飽和蒸気圧に関する実測値の測定誤差は、温度±10mK以内、圧力±4kPa以内である。
HFC-125については、温度265〜338Kの範囲で計38点の飽和蒸気圧に関する実測値を得ることができた。また、HFC-32の飽和蒸気圧に関しては、温度253〜350Kの範囲で測定を行い、計34点の実測値を得ることができた。さらに本研究では、本研究で得られた実測値および他の研究者によって報告されている実測値を基礎データとして、温度235Kから臨界温度までの領域で成立する飽和蒸気圧相関式を、HFC-125およびHFC-32についてそれぞれ作成した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 矢田直之: "新冷媒HFC-125およびHFC-32の飽和蒸気圧の測定" 日本機械学会第7回熱工学シンポジウム講演論文集. 53-54 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 矢田直之: "新冷媒HFC-32の飽和蒸気圧およびPVT性質の測定" 第36回高圧討論会講演要旨集. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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