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多次元データの力覚表現に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750252
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関筑波大学

研究代表者

岩田 洋夫  筑波大学, 構造工学系, 助教授 (60184884)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード人口現実感 / 力覚フィードバック / フォースディスプレイ / サイエンテイフィック・ビジュアリゼーション / ボリュームデータ
研究概要

一般的な科学技術データは3次元空間に分布するスカラーやベクトル、もしくはテンソルで表される。このようなデータは多くの次元を持つため、可視化を行うことは困難である。人間の目は3次元の物体を網膜という2次元の平面に投影して認識するため、中身のつまったボリュームデータをそのまま把握することは一般に難しい。本研究では視覚情報に加えて力覚情報を導入することを行った。人間の力覚は力に関して3自由度、トルクに対して3自由度の情報を検知する機能があり、本質的には合計6次元の情報を認識している。したがって、力覚情報を用いればより高い次元の情報を表現することが可能になると考えられる。
本研究では以上のような機能を実現するための試作システムを開発しており、半透明のボリューム・ビジュアリゼーションを実時間で表示しつつ、6自由度のフォースディスプレイを同時に動作させることを実現している。この装置を用いてスカラー場とベクトル場の認識実験を行い、視覚だけの場合に比べて、力覚を加えた場合に認識精度が向上することを確認している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 野間春男,岩田洋夫: "フォースディスプレイを用いた高次元ボリュームデータの力覚表現" ヒューマン・インタフェース研究論文集. Vol.3 No,2. 111-120 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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