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データベースを用いた多目的バッチプラントのスケジューリングシステム

研究課題

研究課題/領域番号 06750412
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 システム工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

渕野 哲郎  東京工業大学, 工学部, 助手 (30219076)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードデータベース / 多目的バッチプラント / スケジューリングシステム / バッチグループ / コア・バッチ / サブ・スケジュール / 稼働率 / 循環生産
研究概要

多目的バッチプラントにおいて、様々な見込み需要及び個別需要に対して迅速に対応するためには、データベースを用いたのスケジューリングシステムの開発が必要となり、データベースの構築が問題となる。一方、多目的バッチプラントでは、そのスケジューリングが設備自身に大きく依存することから、スケジューリングシステムにおけるデータベースの構築には、設備自身の特徴を考慮する必要がある。そこで、設備計画段階でのスケジューリング情報を解析するために、まず複数の生産計画を満たす設備計画法について検討を行った。設備計画におけるスケジューリングとしては循環生産に基づくスケジューリングが有効であり、各生産計画に対して一循環を構成する製品バッチ数とその相対容量(バッチ構成)の設定が不可欠となる。そこで、設定計画の特徴から複数の生産計画に共通となる相対容量を持つ製品バッチ(コア・バッチ)を導入し、コア・バッチから成る一循環のバッチ構成の設定を可能にした。これにより、複数の生産計画を満たす設備計画が可能となったばかりでなく、各生産計画に対して設備の特徴を考慮した製品バッチグループを得ることが可能となった(現在 Journal of Chemical Engineering of Japanに投稿中である)。更に、様々な需要変動に迅速に対応するためには、この設備計画段階で得られた各生産計画の製品バッチグループをサブ・グループに分割し、それらのサブ・スケジュールのデータベース化が必要となることが明らかとなった。そして、サブ・グループへの分割は、機器の稼働率を目的関数とする割り当て問題として定式化することができた(現在 Journal of Chemical Engineering of Japanに投稿準備中である)。これによりスケジューリングシステムにおけるデータベースの構築が可能となった。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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