• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

マルチメディアプロセッサの設計に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06750419
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 システム工学
研究機関大阪大学

研究代表者

尾上 孝雄  大阪大学, 工学部, 助手 (60252590)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードプロセッサ / MPEG2 / 画像処理 / マルチメディア / VLSI / ASIC / CAD
研究概要

本研究では,画像ならびに音声を統合的に扱う専用プロセッサを開発し,マルチメディア情報の高速なユーザインタフェースを提供することを目標とした.具体的には,多重スレッド方式のアーキテクチャを画像情報ならびに音声情報の高速処理を行なえるように変更することにより,プロセッサを設計した.これにより,従来高速に利用する事が困難とされていた,マルチメディア情報の有効利用が期待できる.さらに,考案したアーキテクチャをもつプロセッサを計算機援用設計ツールを用いて設計し,実際に専用ハードウェアとして実現することによりその製品化への可能性を示した.
マルチメディアアプリケーションに対する,多重スレッド方式の問題点を考察し,改良を加えるという形で研究を進めた.
1.マルチメディアアプリケーションの解析:
具体的には,国際標準であるMPEG2(Moving Picture image coding Experts Group)アルゴリズムについて,オ-ディオ(音声)/ビデオ(映像)復号時の振舞いを解析した.
2.マルチメディア用アーキテクチャの提案:
1.の結果を元に,マルチメディア情報を扱う上での,多重スレッド方式の問題点を解明し,専用演算部を持った新しいアーキテクチャを提案した.
3.マルチメディアプロセッサの設計:
2.で提案したアーキテクチャを,計算機援用設計ソフトウェアを用いてVLSI実現した.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Onoye,Y.Morimoto,T.Maski,and I.Shirakawa: ""Design of inverse DCTunit and motion compensator for MPEG2 HDTV decoding"" Proc.Asia-Pacific Conference on Circuits and Systems. 608-613 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 正城敏博、森本康夫、尾上孝雄、白川功: ""MPEG2 HDTV動画像復号化プロセッサ・コアのVLSI設計"" 第9回ディジタル信号処理シンポジウム. (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi