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ペトリネットに基づく離散事象系の設計

研究課題

研究課題/領域番号 06750453
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

橋爪 進  豊橋技術科学大学, 工学部, 助手 (60242913)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードペトリネット / 条件 / 事象ネット / 半言語 / ネットの合成 / シーケンス制御系
研究概要

本研究はすでに、ペトリネットのサブクラスである条件/事象ネットに対して、設計問題の定式化に関する一つの提案を行うとともに、その問題に対する一つの解法を与えた。本研究では、この定式化と解法に基づいて、ペトリネットの設計手法の開発を目的に研究を進めた結果、次の知見を得た。
1.本研究で以前定式化した条件/事象ネット設計問題に対して、その解全体の集合の性質を明らかにした。そして、この結果と以前に提案した解法(一つの解を求める方法)をもとに、その解全体の集合を求める一つの方法を示した。(計測自動制御学会第15回離散現象システム研究会)
2.条件/事象ネット設計問題での考察をもとに、ペトリネット設計問題を定式化し、この問題が可解であるためのいくつかの条件を明らかにした。また、その結果に基づいてペトリネット設計問題を解くための一つの指針を示した。(計測自動制御学会第15回離散現象システム研究会)
2.でペトリネット設計問題の解法について一つの指針を示したが、この考え方をもとに実用的な解法を開発することが当面の課題である。また、1.の結果はペトリネット設計問題の解く際に利用することができる。
今後の研究は、上記の2.の未解決の問題について考察を進めるとともに、次のことを行う予定である。
1.ペトリネット設計問題に関する結果に基づいてペトリネット設計システムの作成を行い、開発した手法の妥当性を検討する。
2.1.で作成したペトリネット設計システムを実際のシステム(シーケンス制御系)の設計に適用し、このシステムの有効性を検証する。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 松谷豊: "補助事象なし条件/事象ネット設計問題の解集合" 計測自動制御学会 第15回離散事象システム研究会講演論文集. 34-39 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 光山康志: "条件/事象ネットの縮約に基づくペトリネットの設計" 計測自動制御学会 第15回離散事象システム研究会講演論文集. 40-45 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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